自己紹介とDTMを挫折することなく継続する方法について

坂梨パソコン音楽教室の坂梨です。
当教室ではパソコン音楽制作(DTM)を始めたばかりの方々や一度挫折したけれど再挑戦をしている方々に向けて、パソコンから音が出るまでの仕組みや、1曲完成するまでの流れをわかりやすくお伝えしています。
作曲がしたい!と思う方々にとっては、作曲を勉強する前に覚えた方がいい内容になっています。

自分自身、DTMに触れたのが1989年にローランドから発売された「ミュージ郎」でした。懐かしい!
当時は大学生で吹奏楽部の学生指揮者も経験していたので、40万円くらいのNECパソコンPC9801RSに15万円以上もするミュージ郎を使って、当時の吹奏楽コンクール課題曲の楽譜を入力していたことを思い出します。まだWindowsというものも存在していなかった時代でした。
ちなみに、このミュージ郎がきっかけで、その後ローランドの入社試験を受けたことを覚えています。

DTMステーションというサイトに「ミュージ郎」の記事がありましたのでリンクを貼りつけておきますので
ぜひ読んでみてください。

1989年、ミュージくんの上位版として誕生したRolandのミュージ郎 | DTMステーション

その昔、DTMの代名詞的存在だったRolandのミュージ郎。これは、以前「DTMのルーツ、1988年に登場したミュージくんの衝撃」という記事でも紹介したミュージくんの上位版と…

それから年月が35年経過しましたが、途中で特に苦痛に感じて挫折してしまうこともなく、細々とでしたがいくつかDAWを乗り換えながら、今年4月にDTM専門のオンライン音楽教室を開業するに至りました。実は、この35年間で作曲をしている期間はここ数年間です。まだまだ勉強中です。
それまでは、既存の楽譜を入力したり、吹奏楽団の演奏データを読み込んでからマスタリングして聴きやすくしたりしていました。DAWから音が出なくなっても、音が出るまでの仕組みをイメージしながら設定を見直してみて解決していました。

自分が挫折することなく継続できた理由ですが、振り返って考えてみると、

・DAWソフトの仕組みと外部音源やソフト音源、オーディオインターフェースやMIDIキーボードを含めて、音声データやMIDIデータの流れが理解できていたから

・ゼロから作曲をする前に、自分の好きな曲の楽譜をMIDIで打ち込んでミックスをしていた

の2点が大きいと思います。

このブログを読んでいる方の中で、まだDTMを始めたばかりの方や挫折しそうな方、挫折してしまった方がいらっしゃいましたら、まずは自分の好きな曲の楽譜をMIDIで打ち込むことから始めてみてください。楽しいと思いますよ!
また、DAWソフトや機材を使った時の音が出る仕組みを知りたい方は、お試しで当教室のレッスンを受けてみてもいいかと思います。レッスンをお申込みいただきましたら、わかりやすくお伝えさせていただきます。

お問い合わせやレッスンのお申し込みをお待ちしております。